小山市で生活習慣病が気になる方はいらっしゃいませんか?食事や運動などの生活習慣が原因となって発症、進行する病気の代表例をご紹介します。
糖尿病
インスリンの機能が弱まることで血糖値が高くなります
糖尿病は、血液の中のブドウ糖の量が慢性的に増えてしまう病気です。すい臓の細胞からつくられるインスリンというホルモンが、全身の臓器や筋肉にブドウ糖を取り込んでいるのですが、この機能が弱まったり、失われたりすることで血液の中のブドウ糖の量(血糖値)が増えてしまいます。
高血圧症
放置すると、動脈硬化が進んで血流が悪くなります
高血圧症とは、安静にしているときの血圧が正常値よりも慢性的に高い状態のことを言います。高血圧症を放置すると、血管内の圧力が高いことで血管の内壁を傷つけたり、動脈硬化が進んで血流が悪くなったりします。
脂質異常症
高血圧症と同様に、放置すると重い病気の発症リスクが上がります
血液の中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)や中性脂肪が多すぎる状態のことを言います。放置すると動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞などの重い病気が発症する可能性が高くなります。
薬に頼らずに、食事と運動の見直しで改善をめざしましょう
生活習慣が発症や進行の引き金になるのと同じように、治療方法も生活習慣が鍵を握ります。食事と運動、薬物療法の3つが治療の軸になりますが、当院ではまず、食事と運動の改善を試みて、できる限り薬に頼らない治療を行っていきたいと考えています。
わかりやすく、取り組みやすい方法をお伝えしています
現在、生活習慣病の治療を受けている方も、食事と運動の両面からアプローチし、継続的に取り組むことで、薬を減らすことは可能です。当院では食事と運動のアドバイスについて、患者さまの生活習慣を踏まえた上で、わかりやすく、取り組みやすい方法をお伝えしています。
月に1度、“食事のプロ“による相談会を開いています
小山市の当院では月に1度、食事のプロによる指導が受けられます。院長が患者さまの中から、管理栄養士のアドバイスを聞いた方が良いと思われる方にお声がけするほか、参加の希望も受け付けています。食事のプロから具体的な改善方法を聞くことができる貴重なチャンスと捉えていただければ幸いです。
数字で管理するのが苦手な人は、「間食を止める」「食事の量を減らす」
最もわかりやすい改善方法は、間食を止めることです。糖分をいくら、塩分をいくら、と数字的な目標を掲げても取り組みづらい方は、まずは間食を止めることを心がけましょう。 また、同じように数字の面から管理していくことが難しい人は、食事の量自体を少し減らすこともわかりやすい方法です。
運動習慣のない方は、「まずは外出」から始めましょう
運動に関しては患者さまの現在の習慣に基づいて、その人が取り組みやすい方法をお伝えするようにしています。1日5分の運動ができていない方が、いきなり10分運動することは難しいと考えられるため、そんな場合は「まずは外出するようにしましょう」とご提案しています。理想としては、1日30分運動することが望ましいです。 また、運動の方法として勧めているのはウォーキングです。患者さまから「自転車ではダメですか?」と聞かれることがあり、その方が自転車でどれくらい移動されるかにもよりますが、ごく短い距離や時間であれば、全身の運動量が多いウォーキングの方が望ましいでしょう。
医師のサポートを借りて禁煙に挑戦してみませんか?
当院では禁煙外来を行っています。「禁煙したいけど、どうしてもタバコが止められない…」「禁煙に挑戦してもいつも途中で挫折してしまう…」といった方も多いのではないでしょうか。ご自身の意志だけで禁煙に成功するのはなかなか難しいのが現実です。そこで、禁煙外来を利用してはいかがでしょう。当院では保険適用内で禁煙治療を行っています。
※現在禁煙外来は行っていません
STEP1ニコチン依存症かどうかのチェック
まずは患者さまがニコチン依存症かどうかを確認するために、チェックシートにご記入いただきます。
STEP2呼気中の一酸化炭素濃度を測定
呼気中の一酸化炭素濃度を測定し、タバコの有害成分をどれくらい取り込んでいるかを調べます。
STEP3医師が禁煙方法などをアドバイス
ニコチン依存症の判定結果、呼気中の一酸化濃度の結果および、喫煙歴をきちんと把握したうえで、禁煙治療をスタートします。
12週(約3ヶ月)の期間で5回来院していただき、禁煙治療のための補助薬の処方や患者さまの治療の経過を見守りながら、禁煙治療をすすめていきます。
禁断症状が起こっても医師と相談しながら行うので、うまく続けていくことができます。
※税込価格です。
初回から2回目と、2回目から3回目までの期間はおよそ2週間です。
3回目から4回目、4回目から5回目の期間はおよそ4週間です。
Q
禁煙外来に保険は適用できますか?
A
はい、できます。
一定の条件を満たせば、健康保険を使って禁煙治療を受けることができます。
一定の条件とは
一度他院で禁煙外来を受けたのですが、また受けられますか?
禁煙治療の1回目の診察日から1年以上経過していれば、健康保険をつかって再度禁煙治療を受けることができます。
費用はいくらぐらいかかりますか?
当院では、健康保険を利用(自己負担3割)で、1回3,000円になります。12週(約3ヶ月)のスケジュールで、計5回の診察を行いますので、15,000円程度になります。
禁煙治療にはどんな薬を使うのですか?
ニコチンパッチとバレニクリン(商品名:チャンピックス)を使用します。
ニコチンパッチは、お腹や背中、腕などに貼るだけで禁断症状が緩和され、1日中安定した効果が得られます。
バレニクリン(商品名:チャンピックス)は飲み薬で、ニコチンパッチより禁煙効果が高いといわれています。そのためヘビースモーカーや、以前ニコチンパッチを使って禁煙に失敗した人などにおすすめです。
チャンピックスは品薄状態が続いています。在庫が無い場合ニコチンパッチを使用します。
小山市で禁煙をお考えの方はご相談ください。